最近
2010年4月6日 Zendikarスタン地味にスタンダードやってます、友達とMWSで・・・
で、昨日よくやってる友達とメッセしてたら意味不明なこと言われはじめた
エメリア職人の朝は早い
「まぁ好きで始めた仕事ですから」
最近は良い展開が取れないと愚痴をこぼした
まず、相手のデッキの入念なチェックから始まる。
「やっぱり一番うれしいのは、相手が黒だった時ね、このデッキ使っててよかったなと」
「毎日毎日相手の回りが違う 機械では出来ない」
「やっぱ全体除去はキツイね、愚痴ってもしかたないんだけどさ(笑)
「でも自分が選んだデッキだからね。後悔はしてないよ」
ライフ回復役の魂の管理人さんとはもう十年来の付き合いです。
「このデッキはダメだ。ほら、すぐに事故ってしまう」
彼の目にかかれば、見るだけで出来不出来がわかってしまう。技術立国日本、ここにあり。
今、一番の問題は単体のカードパワーの高さであるという。
トークンの数の伸びが満足できないとそのターンのアタックをやめてしまうという
30ターン前は何十ものライフが相手もこちらものこっていたが、今ではライフが2桁あるのは彼一人になってしまった
アップキープに兵士トークンを並べてゆく。このときの魂の管理人の数でライフはガラリと変わってしまう。
「自分のライフが増えるのは気持ちいいけど、殴るときはもっと気持ちよくないといけないね」
「もちろん出したトークンはひとつひとつ清浄の名誉で強化します」
「ラスゴとワーデン、どっちが大事なの!?」 ・・・痛烈な一言だった。
対戦者のどや顔を見ようと、単なる白ウイニーを使っている振りをして、危うくggされそうになったこともしばしば。
ここ数年は、お手軽さは緑に押されているという。「いや、ボクは続けますよ。思考停止したラスゴを打つ人がいますから———」
白単デッキの灯火は弱い。だが、まだ輝いている。
「遠くからわざわざGPに出てこられるお客さん(赤入りデッキ)が何人も居る。 エメリアが動く限りライフゲインしようと思っとります」
戦時中はP/Tが不足し、攻撃の手を休めることも度々でした。
1973年、オイルショックでカードの価格が三倍にまではねあがり、一時はデッキを崩す事も考えたという
「やっぱねえ、白単色だからこその火力ってあるんです。 緑の生物がいくら進化したってコレだけは 真似できないんですよ。 」
職人「こう・・・一人で部屋にこもって徹底的に赤対策をしていると ピリッと体が引き締まる想いなんです。 やはり、もともと神の能力を授かる色なので いい加減な事はできませんしね」
「やっぱりアレですね、たいていの若い人はすぐやめちゃうんですよ。 タルモで殴った方が早いとか、悪斬だせば勝つるとか・・・・・・
でもそれを乗り越える奴もたまにいますよ。 ほら、そこにいる斉藤もそう。そういう奴が、 これからの白単デッキ界を引っ張って行くと思うんですね」
ここ数年中国の工場で大量生産された安価な遊戯王に押されていた○○さんは2年前からギャザのカードにも厨二センスを求めた。
「一度やめようかと思った事もあるんです。でもね、町中で若者が使ってる白単を見た時、あんなんじゃだめだ!俺ならもっといいものを作れるっ!ってやっぱりこの道に戻って来ちゃったんです。あの青年のおかげです。」
まだライフがある、それだけで魂の管理人は頑張れると言う。
「このP/Tとライフゲイン能力だけで構築デッキ入りってのも、世間様から見ればおかしいんでしょうがね。私は続けますよ」
治癒の軟膏は、管理人の能力のことでいじめに遭い、基本セットから家出した。たった一人残ったジェラ知恵も数年前にスタンダード落ちした。
「今はもうこいつだけですよ」
どこか寂しげに笑いながら、彼は膝の上のステップのオオヤマネコを抱いてみせた。名前は「サバンナライオン」。同じ色のクリーチャーから付けた名前だと言う。
「本物・・・本物をね・・・伝えたい」
彼はエメリアゲーのサギョウの最中、そう呟いた、その小さな呟きこそ現代の日本に失われつつあるものではないか
額に流れる汗をぬぐいながら「ライフを追いつき、追い越せですかね」そんな夢をてらいもなく語る彼の顔は職人のそれであった
「自分の作ったライフアドで兵士達が暴力を開始する・・・ それがこの仕事を始めた頃の夢だったんだけどね」
職人は淋しそうに笑った
「これは失敗だ。」
そう言うと彼は外国人にGood Gameと声をかけカードをしまった
「心を篭めて作ったライフですから自分のライフも同然。 だけど、ブロックされてクリーチャーを減らす訳にはいきませんから。」
ある日、彼は何気なく警備隊長を手に取り、気付いた。通ればライフおいしい、墓地に落ちればエメリア。どっちにころんでもオイシイ・・・「これだ」
「私は決してジャンドのカードパワーを否定しません。 でもプロテクション黒を使われて、熟年職人の 白騎士を感じてほしいんです。 丹誠込めて作られた白トークンのライフゲインは、 マジック創世記の白ウイニーの天秤+Zuran Orbに等しいんですよ。」
今日も、彼はライフを増やし続ける。ライフアドよりカードアドバンテージを重視される昨今では、一部団体からの風当たりも強い。
しかし彼は語る。
「ライフを増やす。これは必要な事なんだ。 デッキが、皆早い訳じゃない。」
今日も彼は、相手がライフを削るより多くライフを増やし始めた次のターンも、その次のターンもその姿は変わらないだろう
そう、魂の管理人の朝は早い———
——————完
正直感動した・・・・が、どんだけ暇なんだよって思ったw
で、昨日よくやってる友達とメッセしてたら意味不明なこと言われはじめた
エメリア職人の朝は早い
「まぁ好きで始めた仕事ですから」
最近は良い展開が取れないと愚痴をこぼした
まず、相手のデッキの入念なチェックから始まる。
「やっぱり一番うれしいのは、相手が黒だった時ね、このデッキ使っててよかったなと」
「毎日毎日相手の回りが違う 機械では出来ない」
「やっぱ全体除去はキツイね、愚痴ってもしかたないんだけどさ(笑)
「でも自分が選んだデッキだからね。後悔はしてないよ」
ライフ回復役の魂の管理人さんとはもう十年来の付き合いです。
「このデッキはダメだ。ほら、すぐに事故ってしまう」
彼の目にかかれば、見るだけで出来不出来がわかってしまう。技術立国日本、ここにあり。
今、一番の問題は単体のカードパワーの高さであるという。
トークンの数の伸びが満足できないとそのターンのアタックをやめてしまうという
30ターン前は何十ものライフが相手もこちらものこっていたが、今ではライフが2桁あるのは彼一人になってしまった
アップキープに兵士トークンを並べてゆく。このときの魂の管理人の数でライフはガラリと変わってしまう。
「自分のライフが増えるのは気持ちいいけど、殴るときはもっと気持ちよくないといけないね」
「もちろん出したトークンはひとつひとつ清浄の名誉で強化します」
「ラスゴとワーデン、どっちが大事なの!?」 ・・・痛烈な一言だった。
対戦者のどや顔を見ようと、単なる白ウイニーを使っている振りをして、危うくggされそうになったこともしばしば。
ここ数年は、お手軽さは緑に押されているという。「いや、ボクは続けますよ。思考停止したラスゴを打つ人がいますから———」
白単デッキの灯火は弱い。だが、まだ輝いている。
「遠くからわざわざGPに出てこられるお客さん(赤入りデッキ)が何人も居る。 エメリアが動く限りライフゲインしようと思っとります」
戦時中はP/Tが不足し、攻撃の手を休めることも度々でした。
1973年、オイルショックでカードの価格が三倍にまではねあがり、一時はデッキを崩す事も考えたという
「やっぱねえ、白単色だからこその火力ってあるんです。 緑の生物がいくら進化したってコレだけは 真似できないんですよ。 」
職人「こう・・・一人で部屋にこもって徹底的に赤対策をしていると ピリッと体が引き締まる想いなんです。 やはり、もともと神の能力を授かる色なので いい加減な事はできませんしね」
「やっぱりアレですね、たいていの若い人はすぐやめちゃうんですよ。 タルモで殴った方が早いとか、悪斬だせば勝つるとか・・・・・・
でもそれを乗り越える奴もたまにいますよ。 ほら、そこにいる斉藤もそう。そういう奴が、 これからの白単デッキ界を引っ張って行くと思うんですね」
ここ数年中国の工場で大量生産された安価な遊戯王に押されていた○○さんは2年前からギャザのカードにも厨二センスを求めた。
「一度やめようかと思った事もあるんです。でもね、町中で若者が使ってる白単を見た時、あんなんじゃだめだ!俺ならもっといいものを作れるっ!ってやっぱりこの道に戻って来ちゃったんです。あの青年のおかげです。」
まだライフがある、それだけで魂の管理人は頑張れると言う。
「このP/Tとライフゲイン能力だけで構築デッキ入りってのも、世間様から見ればおかしいんでしょうがね。私は続けますよ」
治癒の軟膏は、管理人の能力のことでいじめに遭い、基本セットから家出した。たった一人残ったジェラ知恵も数年前にスタンダード落ちした。
「今はもうこいつだけですよ」
どこか寂しげに笑いながら、彼は膝の上のステップのオオヤマネコを抱いてみせた。名前は「サバンナライオン」。同じ色のクリーチャーから付けた名前だと言う。
「本物・・・本物をね・・・伝えたい」
彼はエメリアゲーのサギョウの最中、そう呟いた、その小さな呟きこそ現代の日本に失われつつあるものではないか
額に流れる汗をぬぐいながら「ライフを追いつき、追い越せですかね」そんな夢をてらいもなく語る彼の顔は職人のそれであった
「自分の作ったライフアドで兵士達が暴力を開始する・・・ それがこの仕事を始めた頃の夢だったんだけどね」
職人は淋しそうに笑った
「これは失敗だ。」
そう言うと彼は外国人にGood Gameと声をかけカードをしまった
「心を篭めて作ったライフですから自分のライフも同然。 だけど、ブロックされてクリーチャーを減らす訳にはいきませんから。」
ある日、彼は何気なく警備隊長を手に取り、気付いた。通ればライフおいしい、墓地に落ちればエメリア。どっちにころんでもオイシイ・・・「これだ」
「私は決してジャンドのカードパワーを否定しません。 でもプロテクション黒を使われて、熟年職人の 白騎士を感じてほしいんです。 丹誠込めて作られた白トークンのライフゲインは、 マジック創世記の白ウイニーの天秤+Zuran Orbに等しいんですよ。」
今日も、彼はライフを増やし続ける。ライフアドよりカードアドバンテージを重視される昨今では、一部団体からの風当たりも強い。
しかし彼は語る。
「ライフを増やす。これは必要な事なんだ。 デッキが、皆早い訳じゃない。」
今日も彼は、相手がライフを削るより多くライフを増やし始めた次のターンも、その次のターンもその姿は変わらないだろう
そう、魂の管理人の朝は早い———
——————完
正直感動した・・・・が、どんだけ暇なんだよって思ったw
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